【こんな人に向けて書いています】
- 良質な睡眠の取り方を知り、快適な生活を送りたい
- 睡眠不足で悩んでいる
- 下記のチェックリストに複数当てはまる人
・チェックリスト
- 日中眠気を感じて、うとうと居眠りをしてしまう
- たばこやコーヒーがないと、頭や体をシャキッとできない
- 運転中、ふっと眠気に襲われることがある
【この記事で分かること】
- 睡眠の重要性
- 良質な睡眠の取り方
- 寝る前にしてはいけないこと
【睡眠とは】
みなさんは知っているでしょうか?私たちヒトは人生の3分の1の時間を「睡眠」に費やしているといわれています。 そのため、快適な睡眠を手に入れることができれば、人生の3分の1に快適をもたらすことが出来るのです。またヒトは寝ている間に身体及び脳の疲れを休息させ、修復再生をしています。健やかな心身を維持するためには良質な睡眠が不可欠です。しかし、日本人の5人に1人は不眠で悩んでいるという調査報告があります。睡眠についての正しい知識を身につけ、快適な生活を手に入れましょう。
【良質な睡眠の取り方】
睡眠時間
「ベストな睡眠時間は、7~8時間だ」というのは、みなさん聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、7~8時間では足りない人、または多すぎる人がいるのではないでしょうか。それもそのはず、これには学術的な根拠は一切ないのです。9時間必要な人もいれば5時間で十分な人もいるのです。それでは何時間がベストな睡眠時間なのでしょうか。それは、日中の眠気で困らなければ大丈夫ということです。適切な睡眠時間がとれていれば日中に眠くなることはありません。しかし、注意が必要です。明確に自分は〇時間がベストな睡眠時間であると決めつけるのはよくありません。なぜなら、必要な睡眠時間は「年齢」「季節」によって変わるからです。加齢に伴い必要な睡眠時間が減ることは、睡眠時間についての数々の研究で示唆されています。季節は、日照時間が関連しており、夏は睡眠時間が短くなり、冬は長くなると言われています。
リラックス方法
- お風呂にゆっくりつかる
- 空気にこだわる
- 香り
- ストレッチをする
1.リラックス状態にするには、ぬるめのお湯(40度未満)がよいと言われています。シャワーだけで済ませる人が多いですが、しっかりと湯船につかりリラックス状態をつくってください。お風呂からでる直前に冷水を両脚にさっとかけると、毛穴が閉じ、脚のあったかい状態が長続きし良質な睡眠に導いてくれます。
2.朝起きたときに喉に違和感を感じたことはありませんか?寝室に空気清浄機を置いてみてください。空気をきれいにすることで格段に睡眠の質が上がります。
3.副交感神経を優先してくれる「ラベンダー」の香りがおススメです。また、寝る前にいつも同じ香りを嗅ぐことによって、その「香りをかぐと眠くなる」という回路が脳に作られます。なかなか寝つけない日がある、寝たいのに寝れないなど経験している人にとてもおススメの方法です。
4.寝る前にストレッチをすることで、格段に睡眠の質が上がります。長時間行う必要はありません。またストレッチは睡眠だけではなく、健康に非常に良いので是非習慣化していただきたいです。
【寝る前にしてはいけない6つのこと】
熱いお風呂に入る
熱いお湯は交感神経の働きを高めてしまい、身体が興奮、緊張状態になってしまいます。熱いお湯が好きな方は、寝る3~4時間前に入るようにしましょう。
お酒を飲む
なかなか寝付けないから一杯飲んでから寝ようというのは、よくありません。確かにアルコールは眠気を誘いますが、睡眠のサイクルを乱すため良くありません。
夕食をたくさん食べる
胃の活動を活発にしてしまうと、寝つきが悪くなってしまいます。特にこってりした肉類は消火に時間がかかります。夕食にはあっさりしたものを、ほどほどに食べるのが良いです。
寝る前の喫煙
たばこに含まれるニコチンには覚醒効果があります。30分ほど続くので、寝る1時間前は控えましょう。
激しい運動
激しい運動は寝る2時間前にしましょう。体が興奮状態になってしまい、なかなか寝付けません。
スマホ、パソコン、テレビやゲーム
寝る前にスマホを長時間使っている人は多いのではないでしょうか。モニターからうけるブルーライトが睡眠の誘発を妨げると言われています。寝る前1時間は、スマホなどは触らないと決めるとよいでしょう。
【まとめ】
睡眠は、人生の3分の1の時間を占めています。上記の、リラックス方法、寝る前にやってはいけないことを実践し、人生の3分の1を快適な時間に変えましょう。睡眠は、記憶力、感情、パフォーマンスに大きな影響を与えます。睡眠不足による経済的損失は膨大なものになるとも言われています。しっかりと睡眠をし、活力ある生活をしていきましょう。
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